はじめまして、happy mugです
happy mugは、かぞくで一緒に遊ぶなかで自分を自由に表現し、異なる人の考えや価値観に触れることのできるアクティビティブック・絵本を展開しています。
正解や間違いのないアクティビティを通じて、子どもも大人も一緒に楽しみながら、思いや考えを自由に表現できます。遊びを通して、グローバル時代に育みたい「自分をたいせつにする力:自己受容・自己肯定感」と、「相手を理解する力:異なる視点の発見と相互理解のマインド」を育てます。
じぶんと、せかいに、やさしくであう。
happy mugをつくったきっかけ
❤️「相手に優しくしよう」とは言うものの、「自分に優しくしよう」って言ったっけ?
距離の壁、言葉の壁さえも急速になくなりつつある世の中で、「考え方・感じ方の違い」をうまく乗りこなして他者と関わる力は、ますます大切になっていると思います。
「異なる他者とどう分かり合ったら良いのか、どう折り合いをつけるのか」というテーマでロンドンに学びにいった先で、たどり着いた考えは「まず自分が自分を受けとめて、自分にやさしくなれた先に、異なる人を受けとめる力が生まれる」という至極シンプルなものでした。
「自分にやさしく、相手にもやさしく」。あたり前に聞こえるフレーズですが、出だしの「自分にやさしく」から意外と難しいのではと思ったのです。
❤️「自分ってこんなところもあるけど、けっこういいな」と思ってほしい
「自己肯定感」といっても、「とにかく自分を素晴らしいと褒めたたえなければいけない。欠点もすべて長所に解釈しなおすべし」と言いたいのではありません。
「自分ってこういうやつだよな」。「こういうことはちょっと得意じゃないけど、概ねまぁいい感じだよね」と自分のことを受けとめられたら、それで十分なのではと思います。
ただ、子育てを始めてまわりを見まわすと、溢れる知育・教育の情報とさまざまな活動が並んでいて、そこでは「これから身につけたいこと」にとてつもなく焦点が当てられているように感じました。
まずはいまの子どもの心の中、考えていることをしっかり受けとめて、それを愛でる時間をつくりたい。「おもしろいね」、「いいね」、「そうやって考えてるんだね」。そういうやりとりの中で「自分ってけっこういいな」と思える気持ちが育っていくのではないかと考えています。そんな時間を意識して作りたい。mugのアクティビティはそういう思いで作っています。
❤️ 他者を理解する視点、あたらしい価値観にかぞくで出会ってほしい
未就学児の我が子を見ていると、他者の視点で考える心はまさに育ちはじめたばかり。出会ったことのない人も、想像もできない境遇にいる人も、たくさんいます。
絵本やイベントなど、他者と出会う機会はたくさんありますが、信頼する大人と一緒に、安心した中でゆっくり考えてみてほしいテーマをとりあげます。
価値観もどんどん変わっていく世の中。大人も少し時間をとって、さまざまな考え方、ものの見方に、子ども一緒にふれてあげてもらいたいと思います。
happy mugがつくりたいのは、こんな時間
子どもも大人も、
「自分のことを自由に表現して」、
「お互いの気持ちや考えを楽しみ、おもしろがる」。
シンプルだけど、なかなか得難い時間。
こういう時間が、子どもの心を育てる土壌になり、大人の心をゆるめるきっかけになったら嬉しいです。